あの日の出来事 – 青い鳥
今日は縹(はな)のお迎え記念日!
なので、昨年の続きを。
「また鳥さんと暮らそう」
そう決めた私達は、ペットショップの小鳥コーナーに戻ることにした。
「こんな時ってなぜか急いでしまうね」と、久しぶりに二人で笑ったのをすごく覚えている。
先ほど見せてもらった雛をお迎えしたいと店員さんに伝え、今度はプラケースを開けてもらう。
キレイなグリーンの羽のコザクラインコ、赤いクチバシのボタンインコ、そして青い羽のボタンインコ。
コザクラインコが「なになにご飯なのー?」と、つま先立ちになってグイグイ首を伸ばしていた。
その後ろに隠れるようにして、ボタンインコ達がこちらを見ていた。
じっくりじっくり雛を眺めるボス。
全て任せると言ってあったので、私はコザクラインコの元気っぷりに癒やされていた。
でもなんとなく、ボタンインコになるのは分かっていて、どちらの雛にするのかな? なんて考えてもいた。
「青い子を見せてください」
店員さんの手で、羽の状態やシリの具合を見せてもらうボス。
その間私は、名前は何ちゃんになるんだろうと、先のことを楽しみにしていた。
ペットを飼育する際の手続きを済ませ、準備が必要だからと1週間後に迎えることを決めた私達。
何せ雛をお迎えしたのは15年も前……
家にあったプラケースはマメルリハサイズで小さ過ぎだし、挿し餌用のご飯も無かった。
仁之介のことばかりを思い出し、寂しくてどうしようもない気持ちでいた日々は過ぎ去り、私達は青いボタンインコをお迎えするため、ネットショップだホームセンターだと忙しく動き回ることになった。

最後は昨年と同じく、縹の写真を撮り始めて最初に上手く撮れた1枚を。
挿し絵をたっぷり食べて、ボスの手に包まれてウトウトするのが、この頃の縹のお決まりだった。